防空壕で枝を保温、秦野で桃の花が出荷ピーク/神奈川 （カナロコ） - Yahoo!ニュース

３月３日の桃の節句を前に、秦野市内の農家で桃の花の出荷がピークを迎えている。 同市平沢の山口浩司さん（67）方では約50本の桃の木を栽培。品種は矢口桃で、色が濃く花が大きいのが特徴という。 節句の時期に間に合わせるため、長さ約90センチに切った枝を束にして、防空壕（ごう）で１週間程度保温している。中の温度は約20度に保たれ、通常は４月ごろになる開花を早めている。27日も、つぼみが膨らみかけた状態の花の束を防空壕から取り出す作業が行われた。 山口さんと妻洋子さん（67）は「35年ぐらい前から防空壕を保温室に使うようになった。今年は寒くて10日ほど出荷が遅くなったけど、出来栄えは例年並み。節句に間に合ってよかった」と話している。 山口さんの花は、ＪＡ直売所「はだのじばさんず」で３月３日すぎまで販売される予定。 【関連記事】 桃の節句に薄紅の彩りを、秦野の農家で「桃」の出荷始まる/神

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防空壕で枝を保温、秦野で桃の花が出荷ピーク/神奈川