事業構成を再検討 オリンパスの笹宏行次期社長 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

入社以来、主力の内視鏡畑を歩み続けてきた。米国駐在や外国当局との折衝など海外経験も豊富で、社内でも内視鏡事業の次世代リーダーと目されてきた。社長に推されたことについて、「内視鏡一筋でやってきた経験が評価されたのではないか」と話す。 オリンパスの新体制構築では、社内の事業再建プロジェクトチームの一員として知恵を絞ってきた。その様子を指名委員会の一人は「冷静沈着で物おじせず、周りの意見をよく聞き着実に実行していく点で（経営者として）きわめて優れた資質を持つ」と評した。 新体制は１１人の取締役候補のうち８人を社外取締役が占める布陣だが、「諸先輩方から指導いただき、間違いない道を歩みたい」と、「意見をよく聞く資質」の一端を見せた。 まずは「毀損（きそん）したブランドと信頼を取り戻す」。だが、課題に事業構成の再検討を掲げ、医療事業中心の体制への立て直しを見据える。（日野稚子） 【関連記事】

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事業構成を再検討　オリンパスの笹宏行次期社長