インフル抑制の標的たんぱく＝ヒト細胞側で発見、新薬期待―東大 （時事通信） - Yahoo!ニュース

インフルエンザウイルスがヒトの細胞内に侵入して増殖した後、次の感染先を求めて細胞の外に出る際に、ヒトの細胞側で重要な役割を果たすたんぱく質が見つかった。東京大医科学研究所の河岡義裕教授や同大学院生五来武郎さんらが5日までに解明した。論文は米科学アカデミー紀要電子版に発表される。 このたんぱく質に作用し、ウイルスが細胞外に出ることを邪魔する化合物を見つければ、薬剤耐性が生じにくい抗ウイルス薬を開発できる可能性があるという。 【関連記事】 超微小クレーターの謎が浮上=イトカワ微粒子分析で 「正直者は損」裏付け=脳内物質セロトニンが影響 マントル物質から栄養取る貝=マリアナ海溝で発見 仲間の要求受け手助け=チンパンジー、道具使い確認 神経難病の仕組み一部解明=ALS治療薬開発に期待

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インフル抑制の標的たんぱく＝ヒト細胞側で発見、新薬期待―東大