企業の基幹業務を支える「エンタープライズアプリケーション」をテーマにしたガートナー ジャパンのカンファレンス「Gartner Enterprise Application Summit」が、このほど都内で初めて開催された。企業のグローバル化やITのコンシューマ化を背景に、エンタープライズアプリケーションの世界は変革の時期に差し掛かりつつあるという。 基調講演ではガートナー リサーチ リサーチ ディレクターの本好宏次氏、米Gartner マネージング バイス プレジデントのデニス・ゴーハン氏が、エンタープライズアプリケーションのトレンドと未来像を語った。 ●IT部門が取るべきアプリケーション戦略 本好氏のセッション「グローバル時代の次世代アプリケーション像」ではアプリケーション活用のあり方を見直すべきという提言がなされた。企業の国際化が大企業だけでなく、内需重視型の企業や中堅・中小企業