デモ隊襲撃で20人死亡＝軍評議会、民政移管前倒しも―エジプト （時事通信） - Yahoo!ニュース

【カイロ時事】エジプトの首都カイロの国防省付近で2日、今月23、24日投票の大統領選挙の立候補審査で失格になったイスラム教厳格派の元候補を支持するデモ隊を群衆が襲撃し、AFP通信によると20人が死亡、数十人が負傷した。暫定統治する軍最高評議会は、部隊を動員し鎮圧に当たった。 これを受け、最大の穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が擁立したモルシ候補と、元同胞団幹部アブルフトゥーハ候補の両陣営が選挙運動の停止を決めた。また、エナン軍参謀長は「（6月の決選投票を待たずに）第1回投票で当選者が決まれば、24日にも権力を新大統領に移譲する可能性を検討している」と述べ、6月末までの民政移管の前倒しを示唆した。 【関連記事】 【ルポ】延命か崩壊か シリア・アサド政権 〔写真特集〕ウサマ・ビンラディン容疑者 〔写真特集〕エジプト反体制デモ 〔写真特集〕接近 ビンラディン邸 〔用語解説

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デモ隊襲撃で20人死亡＝軍評議会、民政移管前倒しも―エジプト