「反グローバル化」「反ＥＵ」…仏国民はどこに向かう （産経新聞） - Yahoo!ニュース

仏大統領選第１回投票直前にパリ市内に掲げられた雑誌の広告。「金持ち嫌い」の見出しに、市民も足を止める（写真：産経新聞） 【鼓動】 フランス大統領選決選投票が２日後に迫り、右派与党のサルコジ大統領（５７）と１７年ぶりの政権奪還を目指す左派、社会党候補のオランド前第１書記（５７）の争いが激しさを増している。しかし極右政党が過去最高の得票率を記録し、急進的な左派候補が台風の目となった第１回投票（４月２２日）は、戦後の仏政治を担ってきた左右両派の主要政党に対する国民の強い不満を示した。「反ＥＵ（欧州連合）」「反グローバル化」といったスローガンに引き寄せられる国民は、どんな選択をするのか。（パリ 宮下日出男、写真も） パリ北部郊外の街、サンドニ。駅を降りると、１９９８年サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）仏大会の主要会場だった競技場など、近代的な施設が視界に飛び込んでくる。だが、数分も歩けば、華やか

[news_creeper]

「反グローバル化」「反ＥＵ」…仏国民はどこに向かう