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『Dressing UP』 安川有果 - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
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『Dressing UP』 安川有果 - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
抑えきれない暴力衝動をかかえた主人公の少女(祷キララ)は、自分がまだ2歳の時に死んだ母親の秘密を調... 抑えきれない暴力衝動をかかえた主人公の少女(祷キララ)は、自分がまだ2歳の時に死んだ母親の秘密を調べはじめる。母はどうして死んだのか。発見した母の日記には狂気と破壊衝動がつぶやかれている。徐々に母親の狂気が少女の体内にも入りこみ、少女は狂いはじめる。父親(鈴木卓爾)にはもう娘を腫れ物扱いすることしかできず、学校では魔女のように畏怖の対象となる。12歳の子役を使って、なんとも奇怪な映画が作られたものだ。 狂気を宿した少女の孤独な彷徨、苦悩、悪夢。少女役の祷キララの素晴らしい非演技(超演技)は、ロベール・ブレッソンの『少女ムシェット』を思い出させる。けれども本作はブレッソンの写実に留まろうとしない。思いきった特殊メイクの導入でブレッソンとクローネンバーグを合体させようとしている。時として少女の顔は醜く爛れ、めくり上がり、グロテスクなケロイドが肥大する。フランシス・ベーコンの描く人物画のように、