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重要!腫瘍随伴性神経症候群の診断においてYo,Hu抗体の結果は慎重に判断する - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
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重要!腫瘍随伴性神経症候群の診断においてYo,Hu抗体の結果は慎重に判断する - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
腫瘍随伴性神経疾患症候群(PNS)は腫瘍に伴い発症する免疫介在性神経疾患です.細胞内神経抗原に対する自... 腫瘍随伴性神経疾患症候群(PNS)は腫瘍に伴い発症する免疫介在性神経疾患です.細胞内神経抗原に対する自己抗体(腫瘍神経共通抗原認識抗体;onconeural antibody)の測定が診断において不可欠です.抗体の同定にはラット脳切片を用いた間接免疫蛍光法やcell-based assay(CBA)が用いられますが,日常臨床では簡単・迅速に実施でき,かつ同時に複数の抗体をスクリーニングできるイムノドットアッセイ(抗原を直接ニトロセルロース膜上に滴下し,結合した自己抗体を二次抗体,酵素反応を用いて発色させ自動検出するもの)が行われます.PNS+2 blotおよび EUROLINE PNS 12 Ag という2種類が市販されています (いずれもドイツ製).NS+2 blotは,Yo, Hu, Ri CV2/CRMP5, Ma2, SOX1, amphiphysin, Ma1, GAD65の9種