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みずうみ、日記 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
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みずうみ、日記 - ぼくと、むじなと、ラフカディオ。
365日、そしてその次の150日くらい、湖ばかり見ていた。 湖は、透き通るような青だったり、沈みゆく緑だ... 365日、そしてその次の150日くらい、湖ばかり見ていた。 湖は、透き通るような青だったり、沈みゆく緑だったり、焼けるようなオレンジだったり、陰鬱な灰色だったり、漆黒たる深い闇だったり。 結局あれは、水に映えた空の色じゃなくて、ぼくから滲み出した何かの色だったんだと、やっと今にして理解する。ただ、そういうことが、もし今後も続いたとして、再び新たに理解するのはずっとずっと後のことだ。たとえ今理解しかけていることとまったく同じ事柄でも、きっとぼくは今は理解なんてできやしない。 湖を通りかかる度に、馴染みの騎士と従者に出会った。 サークルキャッスルとスキップジャック。 大した会話もかわさないまま、もうずいぶん長い間、毎日毎日顔を合わせては、天気の話をする。 今日は爽やかだとか、今日は不快だとか、太陽が照りつけるとか、嵐が来るとか。 シャイなサークルキャッスルと、女好きなスキップジャック。 ぼくは