大谷翔平“去就”のカギを握るエンゼルスGM「ペリー・ミナシアン」とは何者か？「元々はバットボーイ」「ショウに投手陣再建の意見を聞いたんだ」（ブラッド・レフトン）

シアトルで行われた今年のMLBオールスター、「シアトルに来て」の大合唱で再び大谷翔平の去就が話題となった。その去就のカギを握るのがエンゼルスGMのペリー・ミナシアンだ。彼は一体、何者なのか。2022年、彼がインタビューで語った内容を特別に無料公開する――。 ※初出は2022年3月31日発売Number1048号掲載、［トップインタビュー］球団GMが明かす「翔平からもらったアドバイス」 肩書きはすべて掲載当時のもの バットボーイを振り出しにGMへ エンゼルスGMのペリー・ミナシアンはまさにアメリカンドリームの体現者だ。 8歳のときにレンジャーズのバットボーイになったのが球界でのキャリアの始まりだった。やがて、エクスポズ、ブルージェイズなどで編成要職に就くと、ブレーブスではGM補佐まで上りつめた。 そのミナシアンに、2014年以来プレーオフから遠ざかっているエンゼルスをポストシーズンに導くGM