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東大・京大・医学部に大量に合格者を輩出…開成・灘・渋渋の校長が今夏「子供に薦める1冊」その意外な共通点【2024夏のイチオシ】 灘中新1年生の道徳で校長が必ず伝える話
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日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎博士(NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデル)は... 日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎博士(NHKの朝の連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデル)は、灘にも縁がある方です。川崎先生という本校初代の生物の先生が博士の愛弟子で、昭和の初めに、校内にロックガーデン(岩石を配した庭園)をつくりました。牧野博士は、灘中で講演もされています。 牧野博士は、とにかく植物が好きで好きで、日本中の野山を歩き回って調査、研究をしました。ドラマでも、草木に埋もれて観察している様子が描かれています。 私も、子供の頃から自然観察が大好きで、今も植物や昆虫の生態への興味は尽きません。 「人間は自然の一部であることを忘れてはいけません」 これは、灘中新1年生の1学期の「道徳」で、私が生徒に必ず伝える言葉です。 校長と教頭が道徳の授業を受け持っていて、私のテーマは「SDGs」です。私はもともと英語教師ですが、持続可能な社会の実現のための意識の持ち方や取り組みの重要性に