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“地獄”からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』
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“地獄”からの生還者・板尾創路の凄み 古典落語を過激に脚色『月光ノ仮面』
戦場から生還した男は笑いの世界に魅了される。 この何者でもない男は、吉本に入っていなかったかもしれ... 戦場から生還した男は笑いの世界に魅了される。 この何者でもない男は、吉本に入っていなかったかもしれない、 もう一人の板尾創路の姿だろう。(c)「月光ノ仮面」製作委員会 名優としての誉れが高い、板尾創路が主演・監督を兼ねた第2作『月光ノ仮面』。この作品は”地獄”から帰還を果たした男の物語だ。地獄に一歩足を踏み入れれば、そこはもう生と死の境界線はない。生と死の区別がなければ、もちろん自分と他者を隔てるアイデンティティーも存在しない。『月光ノ仮面』では”戦場”という名の地獄を共にした2人の男(板尾創路、浅野忠信)のうち、一人が死に、一人が生き残る。アイデンティティーなんてものは鉄の雨に洗われて、砕け散ってしまった。そうして生き残った、ひとりの男が戦後復興期の日本に帰ってくる。 本作について触れる前に、鈴木清順監督のことを話したい。清順監督といえば、原田芳雄主演作『ツィゴイネルワイゼン』(80)で