IoTソフトは誰が守るのか―ジェムアルトのIoT戦略 | IT Leaders

IoT（Internet of Things）の普及により、数多くの機器がネットワークと接続し、数年後には数十から数百億ものネットワーク接続デバイスが存在する世の中になるといわれている。それらのデバイスの中には高機能のソフトを搭載したスマートデバイスも多く含まれる。IoTビジネスを展開する企業はいずれ、それらのソフトウェア資産のライセンス管理や不正コピーなどの脅威から守る必要に迫られることになる。独自のアプローチで企業のIoTソフトを守り、正当な収益を上げるための手段を提案しているのが、2014年8月に米セーフネットを買収したジェムアルト社だ。 ジェムアルトは、本社をオランダに置く、マイクロプロセッサーを搭載したICカードのトップベンダーだ。多くの金融機関の決済カードやパスポートにチップを提供している。同社は2014年8月に、米国で多くの顧客を持つセーフネットを買収している。セーフネットは