「マッドマックス怒りのデス・ロード」、男性差別反対者たちから反感を買う | BLOUIN ARTINFO

「マッドマックス」といえば、低予算ながら１９７９年公開後にカルト的人気を博し、シリーズ化された映画だ。人類が生活必需品を求めて狂った様に争う荒廃した近未来を舞台に、そこで繰り広げられるバイオレンスとアクションが中心。メル・ギブソンが主演を演じた最初の３部作はすでにクラシックな名作に挙げられている。殺人や拷問など凶悪なシーンをリアルに描き、登場人物はみな生きていくための闘いに狂っているというこのシリーズは、典型的なウェスタン調の映画モチーフに則りつつも、独特の終末感で異彩を放っている。最新の「マッドマックス怒りのデス・ロード」では、相変わらず全編に疾走する狂気の終末感が流れている。しかも前作よりもはるかにスケールアップ。砂嵐のなかオペラのようなサントラ音楽とともに奏でられる壮大な叙事詩のようだ。脚本監督を務めるオーストラリア人ジョージ・ミラーは今回、荒廃した設定はそのままに、しかしわずかに「

[zaikabou]

『returnofkings.com ライター』で、まーたあの人達か、というお察し感