世界で最も生活費がかかる都市は東京、2位は大阪 英調査

英誌「エコノミスト」が発表した調査結果によると、東京と大阪は国外居住者にとって世界で最も「金のかかる」都市になっていることが明らかになった。 ここのところの円高が要因の一つのようだが、海外の人から見た日本の都市はますます住みにくくなっているということが定量的に判明したという証拠だ。 以前にも日本は物価高等の影響で生活費のかかる都市として名を連ねてきたが、バブル崩壊後のデフレスパイラルにより、物価や土地の値段が下落し、相対的に日本の順位は下落していた。 しかし、昨今の不況が巷で報じられる中、再度「金のかかる」都市として上位を独占することになったということで、円高の影響の大きさがここにも表れる格好となった。 円高の影響で海外への輸出は伸び悩み、海外からの渡航者数の増加も見込めない。 ただ、昨今の原油高や食料品の先物価格上昇など輸入品の価格増加に対しては円高に対するプラス面も表れてきている。 ま