雲仙普賢岳、溶岩ドーム崩落の恐れ : 長崎のニュース : 地域版 : 九州発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

４３人が犠牲となった１９９１年の大火砕流から６月３日で２２年を迎える雲仙普賢岳。現在、噴火の兆候はないものの、溶岩ドームが崩落する危険性が高まっている。ただ、時期や規模は予測が困難で、行政機関は対応に苦慮している。 ◆不安定な状態 普賢岳の溶岩ドームは舌のような形に堆積した「ローブ」と呼ばれる溶岩などが重なって形成されている。 観測を担う国土交通省雲仙復興事務所（島原市）によると、亀裂が多く確認されている上、数十センチ程度の小規模な崩れは毎年起きているという。９７～２０１１年にかけて一部が下方に約１メートル動くなど不安定な状態が続く上、地震や豪雨、自然崩壊など、崩落の引き金となりうる要因も複数ある。 ◆ハード対策 こうした状況を受け、国交省と県は１１年以降、島原半島３市の首長や砂防、火山の学識経験者らを加えた「危険度評価検討委員会」と「調査・観測及び対策検討委員会」を相次いで設立し、対策を

[susutig]

噴火がなくてもこのような形で崩落すると大災害につながる恐れがある。

[dambiyori]

火山噴出物の上に乗っかってるから、不安定ってことなのかな。