武田鉄也「なぜ生きる」を叫ぶ: たたかう音楽時評

武田鉄也さんといえば、奥さんが私と同郷で、まあ、そのことは別によかですが、 海援隊でメジャーになったあと、歌手としてはもちろん、俳優としても存在感を示して おられます。（うん？珍しく、敬語を使っている） 特に「金八先生」は、当たり役で、ご本人も、もともと教職を目指しておられただけ あって、教壇に立つ姿は、さまになっています。生徒への語り口も、説教臭いという ご批判もありましょうが、子供たちへの情熱という点は、ひしひしと感じられるのでは ないでしょうか。 １０月１１日放送された、その「金八先生」の中で、とても大事なことを武田さんが 語っておられました。 「人はなぜ生きるか。 難しい問題だけれども、 なぜ生きるのかが分からなければ、 なぜ勉強するのかも、分からないじゃないか」 すっごく本質を突いたお話だと思います。難しいとか、カタ苦しいとか思わないで、 一度は真正面から向き合ってみなければなら