PostfixによるSMTP認証[SMTP-AUTH]

ここでは、PostfixをSMTP-AUTH対応にするための解説を行います。SMTP-AUTH認証は、出張先や旅行中、出先などでメールを送信したい場合に効果を発揮します。通常、メールサーバーは第三者中継を拒否する設定にしているため、外部ホストからメールを送信する際は、第三者中継とみなされ、メールを送信することはできません。そこで、SMTP認証を使うことによって、MTAにアクセスしてきたクライアントに対してリレーを許可することができるようになります。SMTP認証は、内部でSASLという認証旗鼓を使っているため、設定は、cyrus-sasl とPostfix の双方で行います。以下でその方法について具体的に説明していきましょう。なお、既にcyrus-sasl がインストールしてあって、Postfixが正常に稼動していることを前提として話を進めています。もし、これらの前準備がまだ出来ていない方は

[codehex]

“saslpasswd -c -u”