傾聴ボランティア:“隊員”の赤ちゃん 仮設住宅を回る－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)

母千夏さん（右から２人目）と仮設住宅をまわり、被災者に抱かれる「亘理いちごっこ・お話聞き隊」の生後５カ月の隊員・藤迫和叶ちゃん＝宮城県亘理町で２０１２年７月１０日、小川昌宏撮影 震災被災地の宮城県亘理町で、生後５カ月の赤ちゃんが傾聴活動ボランティア「お話聞き隊」の“隊員”として活躍している。仮設住宅などを訪ねる赤ちゃん隊員を被災者は笑顔で歓迎している。 同町の小学教諭（育休中）、藤迫千夏さん（３５）の長女和叶（わかな）ちゃんで、４月から週１回、ＮＰＯ「亘理いちごっこ」の同隊で活動する千夏さんと被災者宅を回っている。１０日も町内の仮設住宅を回り、住民に抱かれて愛らしい表情を見せた。訪問を受けた鈴木きみよさん（７５）は「久しぶりに赤ちゃんを抱いた。本当に元気になれる」と表情を和ませていた。【小川昌宏】

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生後５カ月の隊員・藤迫和叶（わかな）ちゃん／傾聴ボランティア:“隊員”の赤ちゃん　仮設住宅を回る－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)