東日本大震災：捜し続けたママ、遺体で おなかに妹も - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

発見された小鎚有花さんの遺品の携帯電話を手にする夫の潤一さんと長男悠陽ちゃん＝岩手県陸前高田市で２０１１年５月１４日、幾島健太郎撮影 岩手県陸前高田市の会社員、小鎚（こづち）潤一さん（２６）が長男悠陽（ゆうひ）ちゃん（１歳７カ月）とともに捜し続けていた妻有花（ゆか）さん（２４）が市内で遺体で見つかった。１４日午後、火葬される。潤一さんは「行方不明の人が多い中、見つかってよかった」と周囲を気遣いながら話すが、遺体は変わり果て悠陽ちゃんに見せられない。これからは、有花さんとの思い出を胸に父子２人で前を向いて生きていくつもりだ。 潤一さんによると、震災からちょうど２カ月がたった１１日午後、たまたま陸前高田市の遺体安置所にいた有花さんの同僚が、有花さんに似た遺体が運び込まれるのを見つけた。 遺体は有花さんの勤務先近くで見つかったらしく、連絡を受けた潤一さんが駆け付けたが「顔だけでは有花と分からなか

[takamm]

お腹に赤ちゃんのいる妻の遺体を見たらどんな気持ちになるだろう。自分なら気が触れるかもしれない。