妊娠初期症状と妊婦の出血

妊娠初期症状とは、最終月経開始日を一日目と仮定したうえで、妊娠１５週目頃までの妊婦さんに見られる体調の変化のことを言います。 妊娠初期症状には、月経の停止や高温期の継続、胸やお腹の張り、風邪のようなだるさといった妊婦特有の症状のほか、食欲不振や吐き気を伴うつわり、頻尿、便秘など様々です。 しかし、これらの妊娠初期症状は通常のものですが、まれに出血がみられることがあります。 妊娠4～7週の頃の、生理前に似た出血は、ほとんどが受精卵が着床する際に起きる「着床出血」で、妊婦さんにとって特に問題はありません。 この妊娠初期に見られる着床出血は、通常の生理に比べて色が薄く量も少なく、期間も短いなどの特徴があります。 このほかに、稽留流産や切迫流産などでも出血が見られ、切迫流産は放っておくと流産に進行し、胎盤から出血することもあります。 この場合、出血とともにお腹に張りが感じられることが多いので注意し

[a21560r16]

妊娠