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asahi.com:(5)人々に、本に、思い託す-マイタウン山形
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asahi.com:(5)人々に、本に、思い託す-マイタウン山形
未来へ…あとにつづくものを信じて走れ JR鎌倉駅から源氏山に続く道を歩く。8月の日差しに汗が噴き出... 未来へ…あとにつづくものを信じて走れ JR鎌倉駅から源氏山に続く道を歩く。8月の日差しに汗が噴き出る。脇道の奥の35段の石段を上った先に井上さんの自宅がある。 「元気に戻ってくると思って、ずいぶん片付けたんです」 そう話すユリ夫人が2階にある書斎を案内してくれた。板張りで約30平方メートル。机の上には十数本の万年筆や原稿用紙。窓はたばこの煙でいつもくもっていたという。 〈むずかしいことをやさしく/やさしいことをふかく/ふかいことをゆかいに/ゆかいなことをまじめに書くこと〉 井上さんはこの理想を、書斎を拠点に追い続けた。本棚には『世界歴史大事典』全21巻、『国史大辞典』全15巻、『モーツァルト大辞典』『宮澤賢治語彙辞典』などの辞典類が並ぶ。『捕虜体験記』や『ソビエト連邦共産党史』は、遺作『一週間』の資料だろう。〈わたしたちには、これまでに書かれた書物をできるかぎり読破し、そういう努