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アルケミスト。: たいらの日記
アルケミスト。 アルケミストという本がある。 羊飼いの少年の話。 その中の一節。 「羊たちは、何も自... アルケミスト。 アルケミストという本がある。 羊飼いの少年の話。 その中の一節。 「羊たちは、何も自分で決めなくてもいいんだな」と、少年は思った。おそらく、それが、いつも自分にくっついてくる理由なのだろう。・・・・・ 彼らは食べ物と水さえあれば満足していた。そのかわり、彼らは羊毛と友情、そしてたった一度だけだが、自分の肉を気前よく与えてくれた。 羊のどこが悪いのだろう。自分で決めなくて良い気楽さ、そして、都合の悪いことは、羊飼いのせい。食べ物と水があり、毎日がある。みんなと一緒にいる安心感。赤信号みんなで渡れば怖くない。向かっている先が崖でもみんなと一緒なら安心。あの丘の向こうに豊かな草原がある、それでも、みんなと一緒ならここが良い。今日、誰かがいなくなる、しかし、他の誰かで、自分ではない。 会社は何か、精神安定剤か。自由からの逃走。とりあえず商売人と違い タイムカードで飯が食えるからとて