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Placeness and Chikuwa, さて問題は博士論文のテーマである。『社会変動の理論』という表題を私が最終的に決断したのは、同書がさいわ...
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Placeness and Chikuwa, さて問題は博士論文のテーマである。『社会変動の理論』という表題を私が最終的に決断したのは、同書がさいわ...
“さて問題は博士論文のテーマである。『社会変動の理論』という表題を私が最終的に決断したのは、同書が... “さて問題は博士論文のテーマである。『社会変動の理論』という表題を私が最終的に決断したのは、同書がさいわいにも1965年に岩波書店から出版されることがきまり、その出版直前のことであったが、テーマとして「社会変動」ないし「社会構造の変動」を理論化するという問題を考えるようになった出発点は、上述のように1955年から始まった「日本経済の高度成長」にあった。日本の都市が一面の焼け野原になった1945年から10年を経て、日本のGNPが戦前水準の最高を越えるようになり、経済白書が「もはや戦後ではない」と書いたこの年あたりから、新聞記事の中心用語は、くる日もくる日も「経済成長」になった。「社会変動」ないし「社会構造の変動」という語は、この経済成長を社会学用語によって言いなおしたものにほかならない。卒業論文で扱ったパーソンズのマクロレベルの「行為理論」を、修士論文でG・H・ミードの社会心理学を入れてきて