顔を認識してピント合わせ、ニコンが新技術搭載デジカメ 高速化したD2Hsも | 家電 | マイコミジャーナル

ニコンは、人の顔を認識、その位置にピントを合わせる「顔認識AF」機能を開発、それを搭載したコンパクトデジタルカメラ3モデルを発表した。発売されるのは、「COOLPIX7900」「COOLPIX5900」「COOLPIX7600」で、エントリー向けの「COOLPIX5600」、バッファ容量の向上などを図ったデジタル一眼レフカメラ「D2Hs」も同時に発表されている。発売は25日から順次行われ、価格はいずれもオープンプライス。 顔を狙い続けるAF 今回搭載された顔認識AFは、米Identixが開発した顔認識技術「FaceIt」を採用。FaceItは、顔の輪郭形状、目、鼻、口、耳などの各パーツの距離間隔、肌の色情報などを使って人間の顔を認識するというもの。監視カメラやEパスポートなどでの採用事例が明らかにされており、高精度な認識が可能だという。 「顔認識AF」作動時のモニター画面表示例(左:COO