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ART TOUCH 絵画と映画と小説と 3. ポロック展:『インディアンレッドの地の壁画』の黒いフレーム
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ART TOUCH 絵画と映画と小説と 3. ポロック展:『インディアンレッドの地の壁画』の黒いフレーム
愛知県美術館の『ジャクソン・ポロック展』で書き忘れていたことがある。《インディアンレッドの地の壁... 愛知県美術館の『ジャクソン・ポロック展』で書き忘れていたことがある。《インディアンレッドの地の壁画》が黒いフレームに嵌められていたことだ。カタログの写真にはもちろんこの黒フレームは写っていない。それに、黒や白のポーリングの密度がキャンバスの縁では疎らになっていることだ。その両方が相俟って、毛玉のように絡まった線が絵画平面から余計に強く飛び出して見えたのではないか。この黒い枠は、ポロック自身の考えなのか。それとも、現在の所有者の趣味なのか。古典名画を金の額縁に入れるのとは違って、抽象画を黒いフレームに嵌めることは、随分と作品に影響する。図像主題のないポロックのポード絵画では黒い枠は、内部の黒や白の線に影響を与えているだろう。 今回の展覧会の最大の呼び物である《インディアンレッドの地の壁画》は、ポロックの絶頂期の1950年の傑作の一つだというのだが、そのあまりに暴力的なイリュージョンが、本来の