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わたしの黒騎士様
【4】 朝になった。 結局、レオンは部屋を訪ねてこなかった。 彼はシェリーを選んだんだ。 現実を思い... 【4】 朝になった。 結局、レオンは部屋を訪ねてこなかった。 彼はシェリーを選んだんだ。 現実を思い知り、気がつけば、涙をこぼしていた。 「キャロル、起きてる?」 ノックの音と共に、シェリーが呼びかけてくる。 体が強張った。 返事もできずに自分の体を抱きしめた。 「入るわよ?」 気遣うような声をかけて、シェリーが部屋に入ってくる。 会いたくないのに。 決定的な言葉を聞いて、冷静でいられる自信はなかった。 それでも、このまま逃げるわけにはいかない。 「おはよう、シェリー」 無理やりひねり出した声は掠れていた。 ベッドから出て、洗面器に水を汲み、顔を洗う。 わたしが服を着替えている間、シェリーは黙って傍にいた。 彼女は俯いて、暗い表情をしていた。 「レオンはもう起きたの?」 自分から彼の名を出した。 シェリーは顔を上げて、首を振った。 「あの人はもういないわ。夜が明ける前に出て行ってもらったの