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【藤井聡】吉川洋東京大学名誉教授が『詭弁』を弄して、『防災をせずに人が死ぬ事』を正当化している、という嫌疑 | 「新」経世済民新聞
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HOME 日本経済 【藤井聡】吉川洋東京大学名誉教授が『詭弁』を弄して、『防災をせずに人が死ぬ事』を正... HOME 日本経済 【藤井聡】吉川洋東京大学名誉教授が『詭弁』を弄して、『防災をせずに人が死ぬ事』を正当化している、という嫌疑 From 藤井聡@京都大学大学院教授 ■■財政が大事だから、人が死んでも仕方ない、という論理 東京大学経済学部の名誉教授で、元日本経済学会会長の吉川洋氏が、中央公論の最新号で、昨今頻発する災害対策に国家として対応すべきだという議論に対して、異を唱える論考を公表した(中央公論2018年8月号、20-21頁)。 その主張の要点は、本稿最後の締めくくりの、以下の一文に現れている。 『あれもこれもと、現在国費ベースで年6兆円の公共事業費を拡大することはできない。それでは「国難」としての自然災害を機に、「亡国」の財政破綻に陥ってしまう』 つまり、吉川氏は南海トラフ地震や首都直下地震等への対策国費が拡大すれば、我が国は「財政破綻」に陥って、国が亡びる「亡国」の状態に我が国は立