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高校をやめて図書館に通っていた頃の話 ――トロブリアンド諸島の夢 - on my own
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高校をやめて図書館に通っていた頃の話 ――トロブリアンド諸島の夢 - on my own
春が来るたびに思い出すのは、一冊の本のことだ。 それはうちの近所の図書館の、薄汚れて擦り切れた古い... 春が来るたびに思い出すのは、一冊の本のことだ。 それはうちの近所の図書館の、薄汚れて擦り切れた古い蔵書の一冊で、私はそれが何階のフロアのどのあたりにあったかまで鮮明に思い返せる。 いつまでも胸に残る金言が記されていたわけでもない。目を見張るような美しい挿絵がはさまれていたわけでもない。 それでも、その記憶は今もなお私の深いところにあって、私の心を救ってくれる。 宮古島の夕日。 実は私は高校を出ていない。 厳密に言うと、高3まで通ったが、卒業できなかった。 どうして学校に行けなくなってしまったのか、今となってはよく思い出せないし、どの病院に行っても病名は結局つかなかった。いじめられているわけでもなんでもなかった。友達はたくさんいたし、部活なんか意味もなく4つくらい入っていた。 あの頃の私に何が起こっていたのか、ちょっとセンセーショナルすぎて書くのが憚られるのだが、教室に入って授業が始まると、