『トランプ一家物語』

「トラップ一家物語」は「ナチスの迫害を逃れるため」アメリカに亡命した（ことになっている）が、アメリカのトランプ一家は国内の差別意識を増長させた。国境の壁、人種の壁、貿易の壁、防衛の壁・・・いたるところに壁をつくるのがお好きな人たちのようだ。トラップ一家は（現実から相当脚色された）映画「サウンドオブミュージック」（The Sound of Music）となり大成功をおさめた。トランプ一家も成功の暁にはThe Sound of Wallsでもつくりますか。 トランプがアメリカの大統領に当選していいことがたった一つあるとしたら、「平和を愛する諸国民の公正と信義（そんなもの、どこにあるんでしょう）に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」（日本国憲法前文）太平楽な国民の目を覚ます嚆矢となる希望である。