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『なぜ古典を学ぶのか-教科書編者からのメッセージ』
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『なぜ古典を学ぶのか-教科書編者からのメッセージ』
古典を学ぶことにどういう意味があるのか。それを考える上で、張龍妹さんという中国人の日本文学研究者... 古典を学ぶことにどういう意味があるのか。それを考える上で、張龍妹さんという中国人の日本文学研究者の言葉がとても参考になると思うので、ご紹介したい。 それは、張さんが『源氏物語の救済』の著書で、関根賞という日本の学術賞を受賞した時のスピーチの言葉である。自分は社会主義国家で成長し、社会のために有用な人材にならなければという信念をもって大学を卒業し、会社勤めをしていた。その後思うところあって大学院で学び直すことを決意し、日本の古典文学を勉強し始めた。 人の心を、深くかつ繊細に表現する『源氏物語』のような作品にこそ、論理に走りがちな中国人は学ぶ必要があると思ったからである、と言われたのである。張さんは、いま中国における日本文学研究を中心となって支えている方である。 外国人に日本の古典を誉められて嬉しかった、と言いたいのではない。私はそのように言う張さんに、かえって中国人の深い知性を感じる。自分の