『こんなことがありました。』

電車に乗る時は本を読んでるのが好きで。 本を買う時は 好きな作家さんの本や、興味のあることが書かれてるものなど 目的を持って買うこともあるけど、 適当にジャケ買いとか、 店員さんの手書きポップを見て買ったりも。 全然知らない人の書いた全然知らない内容の本。 なんだけど、 不思議なことに 自分が求めていたことのヒントをもらったりすることが多い。 あれはなんなんだろう。 無意識に、シンクロするものアンテナみたいなもんが立つんだろか。 4月に水戸でやった出し物を作り始めた頃。 いつものように本屋に寄って、ジャケ買いをした。 読んだことのなかった作家さんの短編小説集。 こちらと異界をちょっと往き来してるような感じで そして全て、 70年前の戦争が絡んでくるものだった。 歴史ものみたいな大きな話ではなく、 ごく普通の、なんてことない暮らしをしてきた男の人が 戦争にとられたことで味わった苦しみ、恐怖、

[acoao]

ささらほうさら