『世界のTK……』

事務所にヤクザが押しかけてきて、曲目リストを見ながら 「こっからここまで○千万でよこせ」 と "テーブルの上にチャカを置いて商談する" なんて手法があると元側近いや、風の噂で聞いたことありますが、あれは幻聴だったかもしれません。 そういう輩に取り込まれてしまって悲劇の堂々巡りに陥っていたわけで、そりゃ才能が枯れ果てるまで搾り取られて終わるよなあと。迂闊にヤクザから金貰うからそうやって逃げられなくなるんだよなあと。 挙句に新し物好きだから胡散臭いベンチャー詐欺みたいなのに乗っちゃうし、ほんとどうしようもないループだよなあ。 一部では誰かにハメられたんじゃないかとか適当な事を言ってるヤツがいるけれども、正直それは違うだろ。最初こそ無知な音楽オタクを口八丁で騙した悪いヤツがいたとは思うけど、その後の著作物の権利を切り売りするその場しのぎの金の引っ張り方を選んだのは本人だ。 恐らく自分でもどの曲の