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『『もてない男』小谷野敦/ちくま新書』
小谷野 敦 もてない男―恋愛論を超えて タイトル通り「もてない男」という立場から恋愛について語ってい... 小谷野 敦 もてない男―恋愛論を超えて タイトル通り「もてない男」という立場から恋愛について語っているのだが、文学研究者だけあって参考文献の量が凄まじい。平安の昔の文献から、世界各国の恋愛論まで登場する。古今東西の数々の言葉を参考に恋愛について考え抜いていくのだが、辿り着く先が小谷野氏の個人的な偏見に満ちた恋愛感と、自分がもてない事に対する私怨にすぎないところが、読んでいて脱力する。 本人がこれはエッセイであると言っているので、そのつもりで読むのがいいだろう。あまりの博識ぶりに、「それなりに、もてるのでは」と思わせるが、読んでいると、やっぱり彼は「もてなさそう」に思えてくる。さらに読み進めると、彼が「もてない男」であることに確信をいだいてしまう。高い理想に狭い視野。現実を偏見で切り捨てる自己保身。これだけの博識が何の役にも立っていないということにも驚く。だが、これは論文ではなくエッセイだ。