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『第十章『アラブの春』(11)』
[そして皆、腐敗した](前回 のつづき) そして勝利の日が、つまり権力奪取の日がやってくる。どのよ... [そして皆、腐敗した](前回 のつづき) そして勝利の日が、つまり権力奪取の日がやってくる。どのような体制が成立するであろうか。それは闘争を指導した勢力による権力の独占である。エジプトにおいては自由将校団であり、アルジェリアにおいてはFLNが、その主体となる。チュニジアにおいては独立運動を指導したブルギバ大統領であった。同じように独裁傾向の強い体制が成立した。 しかも新体制の人事においては、通常は論功行賞が行われる。仕事への資格や適性ではなく、闘争においての貢献が問われる。つまり戦闘で負傷したかどうか、刑務所に入った回数や、刑務所で過ごした期間などが、重要になってくる。こうした革命の勇士たちが、つまりアジ演説やゲリラ戦のプロが、経済運営において有能であるとは限らない。多くの場合は、良くても無能で非能率であり、悪くすると腐敗してしまう。権力を独占し批判勢力がいないのであるから、当然の帰結とも