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自殺しようとしてオカンに見つかって失敗したこと
30歳ニート。長年に渡るうつとの闘いに疲れた。 よし、死のう。と思ったのは二・三週間前。ホームセンタ... 30歳ニート。長年に渡るうつとの闘いに疲れた。 よし、死のう。と思ったのは二・三週間前。ホームセンターでロープを買い、酒を買い、じいちゃんのオムツを拝借し、睡眠薬を少しずつ貯めた。ロープ以外は脇役にすぎない。中々タイミングがとれずにいたが、精神的に限界を超えた。実行あるのみ。そこで、貯めておいた睡眠薬をベッドの上にザラザラとひろげ、赤ワインで飲み下していった。 が、 記憶はここで途切れる。目をさましたら、いつもの布団の上。そして、肝心の縄がない。薬もない。オムツは穿いている。時計は10時なのに外が真っ暗だ。意味が解らない。ベッドから立ち上がろうにも、がくがくして立ち上がれない。オカンに話しかけようにも、うまく舌がまわらなくて、「おえのおーういあん?」(俺のロープ知らん?)というようになってしまった。なんじゃこりゃ! オカンの話から、私は健忘を起こしていたみたいだ。そう、睡眠薬だ。マイスリー
2014/03/22 リンク