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ブロガーは生きろ、増田は死ね。
排出された薬莢が、乾いた音を立てて足元に跳ねた。 至近から硝煙のにおい。 いや、それよりも。 遠くか... 排出された薬莢が、乾いた音を立てて足元に跳ねた。 至近から硝煙のにおい。 いや、それよりも。 遠くから、血のにおい。 だが、気配はまだ消えていない。 殺気はむしろ増している。 「どうしてです?」 俺は周囲に対する警戒を解かずに、フミ夫に、重ねて問うた。 「どうして、こんな意味のことに命を賭けるんです?」 "白い悪魔"と畏怖される彼のことだ。 平然と「答えなどない」といった返答をするものと予測していた。 が、振り返ったフミ夫の顔には、子どものような率直な感情が浮かんでいた。 純粋な、驚きの表情だった。 まるで、そんな質問をするやつがいるなんてことを今まで想像だにせず生きてきたかのような。 実際、彼は想像した経験がないのだと初めて気付かされた。 フミ夫の、いや、「彼ら」の行動原理はいつだって単純だ。 目の前に獲物がいるから狩る。敵がいるから殺す。 なぜなら、獲物や敵は死すべき存在だから。 そし
2016/05/08 リンク