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ラーゲルクヴィストに関する私的考察 - くろにゃんこの読書日記
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ラーゲルクヴィストに関する私的考察 - くろにゃんこの読書日記
マイナーな読書好きのブログ。 出版社など詳しく知りたい方は、記事下の書名をクリックするとamazo... マイナーな読書好きのブログ。 出版社など詳しく知りたい方は、記事下の書名をクリックするとamazonに行けます。 「バラバ」でも少し書いていますが、ここでは、ラーゲルクヴィストの作品について、 少しまとめておこうと思います。 「「刑吏」「こびと」は、ともに人間の悪意が前面に出ており、 「こびと」では主人公がそれを象徴しています。 しかし、「刑吏」においては、呪われた存在である首切人の闇の力が、病気を治したり、 子供の運命を救ったりするのです。 この闇の力こそ、ラーゲルクヴィストの一連の作品に共通するものです。 ラーゲルクヴィストの考える闇の力とは、単なる悪というものではなく、人間の奥底に潜む暗黒に、相反する両義性を見出しています。 そして、その二様性を肯定しており、相反するものの関連を小説にしているといえましょう。 「バラバ」では、人間の悪意はそれほど強調はされていません。 ここでは、神の