クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす、ついでに電子政府の可能性も広がる - Manaboo 電子政府・電子申請コラム

オープンソースやウィキペディアでの経験から、少数の専門家集団よりも雑多なアマチュア集団の方が賢くて創造的で、効率良く物事を進められる。 そんな考えから成り立つのが「クラウドソーシング」であると。 本書で分類されるクラウドソーシングの方式は４つ。 １ 集団的知性（群衆の知恵） ２ 群集の創造 ３ 群集の投票 ４ 群集の投資 本ブログでも紹介している経済産業省のアイデアボックスは、「集団的知性」と「群集の投票」を用いていると言えますね。 アイデアボックスでの成果を、創造や投資へ持って行くことができれば、さらに新しい展開が期待できるようになります。 クラウドソーシングは、電子政府でも活用できます。 例えば、社会保険関連や登記関連の電子申請は、士業、所管省庁の職員、ベンダーといった「専門家集団」が関与していますが、一向に利用が増えず、利用者からの評判も散々です。 一部の人は以前から言っているのです

[yyohei]

”「電子申請に詳しい一部のマニアだけで考えても、電子申請は良くならない」”　こういう類の話を聞くと、プロが集中して考えたほうがいいのか、みんなから意見を集めるのか、どっちも良さそうに聞こえて困る。