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マルチレベル淘汰を導きの糸にして人間社会を語る - 29Lib 分館
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デイヴィッド・スローン・ウィルソン『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』高橋洋... デイヴィッド・スローン・ウィルソン『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』高橋洋訳, 亜紀書房, 2020. 進化生物学的観点を人間社会の分析にも適用しようという試み。この分野でWilsonと言えば、『社会生物学』のエドワード・O.ウィルソンの方が有名だが、本書の著者もマルチレベル淘汰の提唱者としてそこそこ知られている。原書はThis view of life : completing the Darwinian revolution (Pantheon, 2019) で、図版も豊富な一般向け書籍である。 前半は、いくつかの事例を挙げながらの進化論およびマルチレベル淘汰の説明である。細胞、個体、小集団といくつかの段階で淘汰の単位がある。集団内の競争では利己的な個体が有利となり、個体間の協力行動は破壊される。一方、集団間の競争では協力的な個体で編成された集団の方が有利となり、