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なぜ中学で「武道」「ダンス」の必修なのか
「規範意識」をふりかざして復古主義の「教育改革」を呼号した安倍内閣の「教育いじり」の「成果」がさ... 「規範意識」をふりかざして復古主義の「教育改革」を呼号した安倍内閣の「教育いじり」の「成果」がさっそく出てきた。中央教育審議会が、中学校で「武道」「ダンス」の必修科目化を打ち出したのだ。中央教育審議会の専門部会での討議をへて、近く決定を見ることになるという。昨年の10月末から安倍内閣が強引に推進した「教育いじり=改正教育基本法」に掲げられた「伝統と文化を尊重し」という教育目標の具現化をはかったものだという。しかし、なぜ「武道」なのか。 剣道・柔道・なぎなた・弓道などを男女ともに習得することは、一般論から言えば悪いことではない。それぞれの奥行きも深いことだろう。けれども、伝統文化と呼んだ場合には、茶道・華道・香道をはじめ、俳句・和歌・連歌や、能・狂言・歌舞伎などの伝統芸能、あるいは日本画・版画・造形などの伝統美術……とても書き切れないぐらいの多方面の「伝統と文化」がこの国には存在する。「伝統
2007/09/10 リンク