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BPエネルギー統計レポート2007年版解説シリーズ:天然ガス篇(1) - 石油と中東
6月12日、BPは毎年恒例の「BP Statistical Report of World Energy 2007」を発表した。以下は同レポート... 6月12日、BPは毎年恒例の「BP Statistical Report of World Energy 2007」を発表した。以下は同レポートの中から天然ガスに関する埋蔵量、生産量、消費量等のデータを抜粋して解説したものである。 天然ガス篇(1):世界の天然ガスの埋蔵量 2006年末の世界の天然ガスの確認可採埋蔵量(以下単に「埋蔵量」と言う)は181兆立方メートル(以下tcm:trillion cubic metres)であり、可採年数(R/P)は63.3年である。可採年数とは埋蔵量を同年の生産量で割った数値であるが、これは現在の生産水準をあと何年続けられるかを示している。 埋蔵量を地域別に見ると、中東地域が全世界の埋蔵量の40%を占めている。これに次ぐのが旧ソ連邦の32%であり、この2地域だけで世界の埋蔵量の72%を占めており、アジア、アフリカ、南北アメリカ、ヨーロッパなどを合わせても
2007/07/27 リンク