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CBDの臨床像と新しい臨床診断基準(1) - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
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CBDの臨床像と新しい臨床診断基準(1) - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
大脳皮質基底核変性症(CBD)は,病理学的には,前頭・頭頂葉により強い大脳皮質萎縮が認められ,黒質の... 大脳皮質基底核変性症(CBD)は,病理学的には,前頭・頭頂葉により強い大脳皮質萎縮が認められ,黒質のメラニン含有神経細胞が減少する.顕微鏡的には大脳皮質,皮質下,脳幹の諸核に神経細胞脱落とグリオーシスを認め,神経細胞およびグリア細胞内に異常リン酸化タウが蓄積する4 repeat tauopathyである.中でもastrocytic plaqueは本疾患に特異的な所見である. 近年,病理学的に診断されたCBDの臨床表現型は,実は極めて多彩であることが明らかになり,従来の臨床診断基準は役に立たない状況になっている.つまり従来の臨床診断基準でCBDと診断しても,病理学的にもCBDであった症例はわずか25%~56%であると報告されている.現在,従来のCBDの診断基準を満たした症例はcorticobasal syndrome(CBS)と呼ばれている.今後の治療開発や治験を考えた場合,CBDの臨床診断