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ネットの論理はやっぱり違うのか:Sgt. Pepper's -Lonely IT Band?:オルタナティブ・ブログ
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先週金曜日に、salesforce.comのイベントに参加した際、同社のマーク・ベニオフCEOが、自社のビジネスの... 先週金曜日に、salesforce.comのイベントに参加した際、同社のマーク・ベニオフCEOが、自社のビジネスの強みをなぞらえるために「ロングテール(長い尾)現象」という言葉を紹介していた。 簡単に言えば、ネットの世界では、「売れない商品が稼ぎ頭である」という理論だ。だれがこの構造を作ったかといえば、アマゾンだという。研究者による推定として紹介された統計値では、「米アマゾンの本の売り上げの半分以上が、販売部数ランキング4万位から230万位という下位商品で構成されている」というのだ。 これは、在庫に関する考え方が根本的にリアルの世界と異なっていることが要因になっている。つまり、従来のリアル書店では持てなかった「売れない本」も、ネット書店なら簡単に並べることができる。 個人的には、検索の容易さも手伝っていると思う。人から聞いたマイナーそうな本も、Googleに打ち込んですぐに発見し、そのまま