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山内明美さん「痛みの〈東北〉論」インタビュー 小さき声を聞いてほしい|好書好日
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山内明美さん「痛みの〈東北〉論」インタビュー 小さき声を聞いてほしい|好書好日
東日本大震災の後、「〈東北〉が、はじまりの場所になればいい」という文章を書いた。それも含め、この... 東日本大震災の後、「〈東北〉が、はじまりの場所になればいい」という文章を書いた。それも含め、この13年間に書きついだものを編んだ。テーマが多様で、「しっちゃかめっちゃかな本ですね」と言うが、迷いながらの歩みが社会の状況をうつし出す。 震災のときは大学院生で、東京の寮にいた。夜になっても、宮城県南三陸町の実家と連絡が取れなかった。崩れ落ちた本の中から手に取った石牟礼道子『苦海浄土』を、すがるように読んだ。 「以前にも読んでいましたが、想像が至らなかった。地域の分断など、福島でも同じことが起きています。水俣へ何度も行くようになりました」 「〈東北〉」と書くのは、東北地方だけを考えているのではないからだ。様々な形で支配され、差別されてきた水俣や沖縄、植民地、在日韓国・朝鮮人、障害者なども根はつながっている、という。そして〈東北〉は膨張する。「ひとごとではなく、自分に引きつけて考えてほしい」 震災