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『大衆の反逆 (ちくま学芸文庫 オ 10-1)』(オルテガ・イガセット)の感想(112レビュー) - ブクログ
両大戦間に新聞投稿された「大衆」についての論考を1930年にまとめて刊行されたもの。主にヨーロッ... 両大戦間に新聞投稿された「大衆」についての論考を1930年にまとめて刊行されたもの。主にヨーロッパの停滞が指摘され始めた時期に、ヨーロッパの現状と将来への警句として熱く訴えかけた作品となっているが、その核心部分は現代日本社会への批判の書としても引き続き有効と思えるほど示唆に富んでいる。 19世紀ヨーロッパでのデモクラシーと科学技術により形成された「文明」である近代社会は、かつて少数な支配者層しか享受できなかった利器を大衆にもたらした。こうした文化、生活水準、財産の均等化にみられる歴史的水準の向上は、「時代の高さ」「生の増大」と表現できるが、一方において過去規範から断絶し水準上昇過程も知らない世代、大量の「大衆」を生みだした。 そうした「大衆」は、自らの権利を主張することしかせず、自らの生の方向性を決めることもせず、自分が存在する高度で豊かな環境はあたかも自然に与えられたものと錯覚し、それを
2015/03/25 リンク