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RFIDを活用しコンクリートの強度発現を遠隔で確認 長谷工が2025年度本格導入へ
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RFIDを活用しコンクリートの強度発現を遠隔で確認 長谷工が2025年度本格導入へ
建設現場で型枠に打ち込まれるコンクリートは、硬化初期のコンクリート強度に応じて型枠を取り外すなど... 建設現場で型枠に打ち込まれるコンクリートは、硬化初期のコンクリート強度に応じて型枠を取り外すなどの次工程に移行する。従来、硬化初期のコンクリート強度は、供試体を用いた外部機関の圧縮強度試験で確認していた。 新システムは、コンクリートを打込む型枠の内側にシール状のRFIDセンサーを貼り付け、センサーが測定したコンクリート温度をもとに、建築基準法の告示で示す推定式から硬化初期のコンクリート強度を推定する。RFIDセンサーは薄型のため、型枠を取り外した後のコンクリート表面の痕跡がわずかで、手直しや仕上げ施工へ考慮する必要がない。また、センサーで測定したデータは型枠の外側に取り付ける読み取り機で無線により記録し、クラウドに自動で転送する。 これにより、遠隔でリアルタイムに強度の発現をモニタリングでき、外部機関の圧縮強度試験が不要になる。次の施工工程へスピーディーに移行でき、作業効率の向上や供試体削