辺境雑貨店 - 辺境にて

製糖は夏の間は休業だ。暑い時期は糖度がのらず、甘い砂糖ができないそうだ。だから本当は5月までには終わらせたかったらしいがもうすぐ6月になる。大変な遅れだ。 6月は慣れた林業の方から声がかかっている。アンキャバ戦跡から西の港までの伐採が始まるのだ。だから5月は黒糖工場、6月からは伐採と予定を立てていた。 大きめの伐採になると、トラボルタのいるS崎さんグループや山賊のお頭なんかも来るはずだ。他にも久しぶりの人から知らない人まで色々来る。そんな皆で毎週末は宴会だ。仕事という名のお祭りだ。今年も賑やかな夏が始まる…はずだった。 しかしウギ(サトウキビ)仕事が難航しているらしいのを会話から悟ってしまった。特にウギシ(サトウキビ刈り)は私以外だと4名しかいない。 内訳は、60代半ばぐらいのオーナー姉妹、同じく魔王より一歳年上、70前の男性1名、そして70代の男性1名だ。時々オーナー姉妹の母、80代も手

[Chitala]

anmin7 さん カスタマイズまでしてもらいました

[pikopikopan]

下請けは世知辛い・・元請けの上部に気に入られていると、名指しになるのだけど・・（そのレベルは一人しか知らない）

[netafull]

“簡単な木工を覚えたので、小さな椅子や本立てでも作れば売れるかも知れない。周囲を探せば商品はまだあるはずだ。辺境の雑貨店だ。魔除けの貝、誰かの遺品、ビロード、流木、動物の牙、頭骨。”

[anmin7]

手斧と聞いて🪓