日本の財政破綻に備える資産防衛術 ≪破綻する・しないと断定せず確率の問題として考える≫

そもそも日本政府はやがて財政破綻するのか？ まずはこの資料（令和2年度予算政府案_我が国の財政事情）をご覧ください。（引用：財務省） 国と地方（日本政府と自治体）の長期債務残高は、平成30年度末実績で約1,095兆円（対GDP比200%程度）。ここ何年かはアベノミクスによる？景気拡大により、一般会計税収が年々増加したため、新規公債発行額や公債依存度は減少傾向にありましたが、それでもこの発行ペースでは国と地方の長期債務残高はあっという間に1,100兆円→1,200兆円→1,300兆円…と雪だるま式に増えていくことになります。 平成3年のバブル崩壊以降、一般会計税収が伸び悩む中で、支出は社会保障費を中心に今後も増加の一途をたどると考えられます。また、金利の大幅低下により、これまでは公債の利払費は抑制されてきましたが、今後は増加傾向になっていくと考えられます。 もはや、消費税等の僅かな増税や小手