E1448 – 公共図書館が子どもにランチを提供 夏の読書プログラムで

公共図書館が子どもにランチを提供 夏の読書プログラムで 今夏，米国カリフォルニア州の複数の公共図書館ではある取組みが行われている。その名も“Summer Lunch at the Library”。学校が夏休みの間の読書プログラムの一環として，地域の子どもたちにランチを無料で提供しようというものである。 この取組みのはじまりは，同州のオークランド公共図書館が2011年に実施したことにある。同館では，夏休みに入ると学校が閉まってしまうために，両親が仕事で不在の子どもや治安の悪いストリートから安全な場を求めて逃げてきた子どもが，館内で一日中過ごすケースが見られた。そういった子どもたちは昼食代を持っていなかったために，職員に対してしばしばお金をねだっていたという。そのため同館は，以前から広く行われていた米農務省による低所得者層の子ども向けの食事提供プログラムの中に位置づけることで，市当局や地域の

[nilab]

E1448 - 公共図書館が子どもにランチを提供　夏の読書プログラムで | カレントアウェアネス・ポータル

[takagiichiro2012]

「米国カリフォルニア州の複数の公共図書館」

[itarumitinari]

カリフォルニア州「図書館が無料の飲食を提供するという一見“奇妙な”組み合わせも，米国社会の抱える現実と「図書館は地域が必要とするサービスを提供する必要がある」というオークランド公共図書館職員の言葉」